ひとり美術館のすゝめ
「巷では、ひとりカラオケ、ひとり映画館、はたまたひとり焼肉まで、ひとり⚫︎⚫︎というのがとっても流行ってるんですって!」
「なんだって!!それじゃあ、ひとり美術館が流行るのも時間の問題だ!!」
というわけで今回は!
ひとり美術館
についてのお話です!!!
誰かと行く美術館は、もちろん楽しいです。
家族と作品について思ったことを話し合ったり…
気の合う友達と、カフェでおいしいごはんを食べたり…
恋人とミュージアムショップでお互いに似合うものを探したり…
でも、ひとり美術館も、とっても楽しいのです。
わたしも、ひとり美術館の旅をするために、今までいろんな場所にいきました。
最近では、ひとりで愛知に行って美術館を巡ったついでに、ひとりで犬山城に登ったり。
電車が遅れるほどの強風の中、大きなキャリーケースを持って、歩いて美術館を目指したり。
そう、一度その魅力を覚えたら、待った無し。
定期的に美術館旅行に出かけたくなるのです。
そんな、ひとり美術館の魅力をご紹介したいと思います!
このブログを読み終わるころには、あなたも明日、ひとりで美術館に旅に出たくなるはず…⁉︎
①自分のペースでゆっくり楽しめる。
友達と美術館に行っても、マイペースに見すぎて結局展示室内で友達とはぐれたことのある方!
いると思います!(※わたしです)
やっぱり、ひとり美術館の魅力は、人に気を遣わず、自分のペースでゆっくり見れるところ!
先日、千葉の友達の家に泊まらせてもらって、ひとりで電車で3時間かけて行った、群馬県の館林美術館は、田んぼのど真ん中にあって、にょーんと細長い不思議な作りの美術館だったのですが、
そこで行われていた、船越桂さんの、「私の中のスフィンクス」展がものすごーくよくて、
1回見終わってから、もう一回展示室に入って、2週目を楽しみました!
当日限り再入場可という美術館は結構多いですよね。
実際、1周目と2週目で作品の印象が変わったり、見落としていた作品を発見したりするので、展示室を2周するのは、時間がある方にはとてもオススメです!
そんなマイペースな鑑賞を楽しめます。そう、ひとり美術館ならね!!
②作品と深く向き合える。
先日わたしは、ひとりで飛行機に乗って、愛知県にある豊田市美術館に行ってきました。
天井の高い展示室の中で、ひとりで作品を見つめるのは、とても心地よいものでした。
幸い?豊田市美術館を訪れたのは金曜日の夕方で、他のお客さんも少なく、広い展示室を独り占めというのも多々ありました。
そのときみた、ソフィ・カルの「最初のとき、最後のとき」という展示は、「見ること」について、とても深く考えさせられる展示だったので、とても不思議な気持ちで、その日1日を過ごしました。
豊田市美術館は、建築もとっても素敵で、空の色で雰囲気が全然変わります。
テラス?に出ると、直ぐそこに池?があって、水の音に耳をすませながら、余韻に浸ることができます。
誰かとおしゃべりしながら美術館を楽しむことも、わたしはとっても大好きですが、
こんな風に知らない街で、ひとりで自分の心とおしゃべりしながら美術館を楽しむのも、たまにはいいものですよ。
ただね…
ただね…
ひとり美術館はふとした瞬間にむちゃくちゃ寂しくなります!!!
美術館内は、ひとりのお客さんより、複数人のお客さんのほうが圧倒的に多い!!!!
楽しそうに話しているカップルなんか見た日には…!
「つ、次は誰かと来たいなぁ…」という気分になるのも事実です。笑
あとね、これは一人旅あるあるだと思うのですが、記念撮影が大変!
一生懸命、自撮りで記念撮影しようとするも、
周りに誰もひとりで自撮りしてる人がいなくて、恥ずかしいのでささっと撮影せざるを得なくて、
微妙な写真しか撮れなかったり…
でもね!重要なことは開き直りです!
わたしはこの間、国立東京博物館の改装が終了したばかりの平成館にひとりで行ってきたのですが、そこにあった遮光器土偶のレプリカがかわいすぎて、後ろでちびっ子が順番待ちしてましたが、じっくり一緒に自撮りしました!
恥ずかしいと思うから恥ずかしいんです!
みなさんも一人旅の際は、恥を捨ててすてきな自撮りライフをお過ごしくださいネ(よくわからない結論)