アルテピアッツァ美唄(北海道美唄市)
色々な人が集まる「広場」、そして最高の癒しスポット、アルテピアッツァ美唄。
アルテピアッツァ美唄は、美唄駅からバスで20分ほどのところにあります。
かつて炭鉱を中心に栄えた美唄は、バスの車窓から見えるレトロな町並みの中に、目を引いて新しい建物があるかと思えば、だいたい老人介護施設、という街です。
展示されている彫刻はすべて安田侃のものです。
札駅の白いやつの黒いやつもあるよ!
廃校した小学校の校舎と体育館、そしてその周辺の土地を再整備して作られたアルテピアッツァ美唄。
市民ギャラリーとして使われている校舎には、小学校として使われていたころの面影が残っています。
私たちは公共の交通機関を乗り継いで来ましたが、車で訪れる家族連れがたくさんいます。
水遊びに駆け寄る子供たち多数!
敷地の至るところにベンチがあるので、お弁当を持ってきて、自然と彫刻を眺めながらピクニックもできます。
どこからともなく飛び出してくる見たことのない虫に囲まれて、どら焼きを食べました。
細々と続く道を辿って、森の中を歩いていくと、へとへとになったころに、突如現れる、彫刻と絶景。
見たことのない虫。会話もままらないほど響く虫の声と、木の葉の揺れる音。
21才の私も、新たな発見ばかりの場所、アルテピアッツァ。
アルテピアッツァは、イタリア語で、「芸術広場」という意味だそうです。
たくさん歩いてへとへとの帰りのバス。運転手さんが、帰りの電車の時間まで心配してくれるとても親切な方で、安田侃のことを「先生は年に何回か帰ってきて、学生に美術を教えているんだよ」と仰っていました。
テイクアウトをお願いして、いいにおいにワクワクしながら、電車にのりました。