明日、美術館に旅に出よう!

明日はちょっと遠出して、アートを通して地域を見てみませんか?

どうして美術館で写真を撮っちゃ駄目なの? 〜美術館とカメラについてその①〜

みなさんは、展覧会で写真を撮ったことがありますか?


「え?美術館の展覧会ってカメラ禁止じゃないの?」


と思いましたか?

それとも、


「あるある!海外の美術館は写真撮影できることが多いよね!日本の美術館は遅れてるんじゃない?」


と思いましたか?


そんなわけで、今日と次回に渡って、美術館と写真撮影についてのお話です。



「どうして日本の美術館は写真撮影しちゃだめなの?」


冒頭でも書きしましたが、確かに、わたしもフランスやスペインに行った際、日本の美術館に対して、フラッシュを使わなければ写真撮影可能という美術館は多かったように感じました。

こんな感じで、ルーブルでは有名な作品の周りにはベストポジションで写真を撮ろうとする人の列が出来ていました。


これ実は、たぶんですけど、
日本人の美術館の認識が、自分の家の近くにある年に一度有名な芸術家の特別展をやる公立美術館と、海外の観光客がたくさんいる超有名なナショナルミュージアムのふたつしかないからだと思うのです。


美術館で写真撮影が禁止の場合の理由は、主に著作権関係の理由が殆どです。

日本がハニワとか作ってたころの作品をたくさん展示してるルーブル美術館は、著作権切れの作品が多いため、撮影可能なエリアが多くなっています。

日本の美術館でも、近代らへんの作品を所蔵してる国立近代美術館や、それこそハニワとか所蔵している国立東京博物館などのナショナルミュージアムは、常設展は写真撮影がバリバリ可能なところばかりです。


それに対して、特別展は日本であろうと海外であろうと撮影禁止なことが多いです。
人から借りてきたものは基本撮影しないでということじゃないかな?と思います。


なので、美術作品と一緒に写真を撮りたい方は国立の美術館や、近くの常設展へどうぞ!
(でも駄目なところは駄目なので、写真を撮る前に確認をしてくださいね)

その際は、フラッシュをOFFにするのをお忘れなく☆


(ルーブルのフラッシュ禁止の看板です)


実際に私が国立東京博物館に行った時は、夏休みの宿題で使うのであろう写真をデジカメで撮っている小学生がたくさんいましたよ(^_^)



次回は、美術館で写真を撮っちゃいたくなることついてのお話をしようと思います!


お楽しみに♡